侵略者達
家の近くには新しい住宅が沢山出来ている。
新築一戸建てには若い夫婦と幼い子供達
楽しそうに、幸せそうに笑う声
イライラする。
私の大好きな林を切り倒し、侵略してきた異世界人
不幸も貧困も知らない者達
我が物顔で無遠慮に支配していく
以前、近くに出来た住宅地の人達は大人しかったのに
こんどの宅地には1人やたらと社交的で回りを巻き込む奴が居るようだ。
意外とこういうタイプの人間が、借金まみれになって事件起こしたり、家庭内では人知れず陰湿なDVをしているのがTVドラマでは定番だ。
兎に角、人の声が聞こえるのが嫌なのだ。
うらやましいのだろうね
自分に何も無いから
でもね
順番なんだよね
私にも幸せな時が有った。
幼い子供達と楽しく遊んだ日々が有った。
それは、嘘ではなく
本当に有った時間だ
過去はもう変えられない
私の幸せだった時間は誰にも壊せない。
そして、いま楽しそうにしている彼らの未来は分からない
辛く苦しい日々が待っているかもしれない
子供たちの反抗期は酷いものかもしれない
子供達が幼い内に家族に別れが訪れるかも知れない
私は私の幸せな時間を抱き締めて逝こう
先日TVで出産シーンを見た
娘を胸の上に乗せた時を思い出して幸せが込み上げてきた
誰にも奪えない私の幸せだ
パパにも息子にも娘にも壊せない
私だけの幸せ
ざまぁみろ!
明日もあなたが幸せでありますように🍀